昔、言われたことで…
昔、エリザベート王妃国際コンクールに参加した後のレセプションか何かで、そこに居たベルギー人の方から、「東洋の演奏家が多く入賞するけれど、なぜ日本人の貴女が西洋の音楽を演奏するのですか?」と聞かれたことがありました。 その時は、自分でも「なぜヴァイオリンをやっているのか?」「...
嬉しいメール
1月に、嬉しいメールをいただいたのですが、何度返信しても戻ってきてしまいました。 とても温かいメッセージだったので、是非お礼をお伝えしたいと思いながら、どうしたら良いか分からず日が過ぎていました。 先日、他の方法を思いつき再度送ってみたら、送信はできましたが、もう1か月経っ...
私の音楽歴(6)
ヴィエニヤフスキ国際コンクールでは、大学で日本語を勉強している ボランティアの学生さん達が通訳をしてくださり、 とても有り難かったのを覚えています。 またコンクール中、私がリハーサルや練習をしている時に、 母を観光に連れていってくれたりもしました。 ...
私の音楽歴(5)
夏から秋にかけては、8月末~10月までが日本音楽コンクール、 11月にはポーランドで行われたヴィエニヤフスキ国際コンクール と、立て続けにコンクールがあり、課題曲も違うので大変でした。 日本音楽コンクールでは、今でも本選をNHKで放映していますが、...
私の音楽歴(4)
1990年の後半だったと思いますが、芸大1年生の時に 名古屋のスタジオ・ルンデで、初めて、合同で 自主公演をさせていただきました。 スタジオ・ルンデでは、当時公演をビデオに撮って くれたのですが、他のホールでは、ビデオまでは撮って...
私の音楽歴(3)
いつも良い演奏ができないことに悩みながら、 何とか克服したく、大学に入ってから、ますます 練習に明け暮れました。 大学に入ったばかりの頃、弟が音楽評論家の宇野功芳さんに心酔し、 宇野さんが熱烈に支持する指揮者のフルトヴェングラーの演奏を 聴くよう、私にも勧めてきました。...
私の音楽歴(2)
日本に帰国後は、やはりフロリダの田舎のようにはいかず、 中学3年生の時や、芸大附属高校1年生になって受けた 全日本学生音楽コンクールでも、予選は通りましたが 入賞はできず、そもそも芸大附属高校に合格できたことも、 驚かれたほどでした。...
私の音楽歴(1)
私は、4歳でヴァイオリンを始めましたが、そのきっかけは、 幼稚園で行き渋りがあったので、母が、幼稚園だけでなく、 他の環境を作り、違う仲間を作ることで、気が紛れればと 考えてのことでした。 本当は、ピアノを習いたかったのですが、当時の家は、...
Aちゃんのこと
今日は、習い始めて6年目になる、頑張り屋のAちゃんのお話を させてください。 Aちゃんは小学校の音楽の授業で、ヴァイオリンを聴いて弾きたく なったとのことで、私のところに来てくれました。 ちょうど指導を始めた頃で、私も手探りで指導していたので、...
動画を作成しました
実は、アップしてから大分日にちが経ってしまったのですが、 発表会でピアノ伴奏をしてくださった岩下真麻さんに 再度お願いして、音楽之友社「新しいヴァイオリン教本」に載っている曲を 5曲動画に撮り、YouTubeに公開しました。 曲目は、 ★第4巻...
「あがり」を克服する(3)
他に、あがりへの対策として私がしているのは、 スポーツ選手なども取り入れているかと思いますが、 イメージ・トレーニングで、 「自分が実際その曲を弾いている姿を想像し、最初から最後まで その曲を頭の中で弾いてみる」 又は、...
「あがり」を克服する(2)
曲の解釈を深めるためには、録音や動画を撮ってみる こともおすすめです。 自分の演奏を見るのは、私も怖いのですが(-_-;) 今は簡単に動画を撮れたり、レコーダーのアプリもあったりするので、 もう実践していらっしゃる方も多いと思います。 (有難い時代です…(T_T))...
「あがり」を克服する(1)
舞台であがってしまうことは、音楽を演奏するほとんどの方が 経験することだと思います。 私も、学生の頃は、 「いつも練習している時のように平常心で弾けたら、 もっと上手に弾けたのに」と思っていました。 たくさん失敗もしましたし、ずっと悩んできました。...
自分が歌うように、ヴァイオリンを弾く
ハヴァシュ式アプローチで、根幹部分で大事だと思った考え方が、 「みずからの内にある音楽的イマジネーションを外に向けて放つ」 (『あがり』を克服する/カトー・ハヴァシュ著:今井理瑳、 藤本都紀訳 音楽之友社) ように演奏する、ということです。...
動画添削のご依頼をいただきました
先日、動画添削のご依頼をいただきました。 若い頃の私をご存知の方で、個人的にお会いしたことは ありませんでしたが、嬉しかったです。 子どもの頃から続けていらっしゃる方で、ヴァイオリンと ピアノのためのソナタの第1楽章を、動画で送っていただきました。...
速いパッセージで…
先日弾いたラヴェルのツィガーヌで、若い頃は何でもなかったのですが、 年齢のせいか、弾かなかった時期が長かったせいか、指がもつれて 心配な箇所が一か所だけありました。 どうにかならないかと思って、ふとハヴァシュ式アプローチの本...
娘の講習会参加
発表会の翌日から2日間、私の高校時代の友人の友人である、 シャルヴァ青木奈緒子先生と、ピアノの佐藤麻以子先生が 指導されている講習会に、下の娘が参加しました。 私の高校時代の友人は、フランスのオーケストラで長年演奏していて、...
発表会&講師演奏終わりました。
おかげさまで、8月18日に、発表会&講師演奏を無事終えることが できました。 アマチュアで楽器を楽しんでいる私の妹弟と、ピアノを習っている 甥っ子くんにもお手伝いいただき、ヴァイオリンのソロや合奏だけ でなく、弦楽三重奏やピアノ・ソロもありと、盛り沢山な内容に なりました。...
石川先生のレッスン
ハヴァシュ・バイオリン奏法と指導法を、ずっとオンラインで、石川先生から学んでいたのですが、どうしてもオンラインではできないという指導法を、先日、とうとう対面レッスンで受けることができ、先生のご自宅のある神戸まで行ってきました。 ...
娘とアンサンブル
私は子どもが3人いて、末っ子の次女に4歳からヴァイオリンを 教えていますが、真ん中の娘も、中2の時に学校でオーケストラを 聴いた後、急に「私もやる!」と言い出し、次女を猛追して、 もうすぐ追いつこうとしています。 次女も、4歳からやっているといっても、...