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コンクール時の録音

更新日:1月17日

以前自分のプロフィールを載せる際に、何回目のコンクールだったかなど、調べていたら、コンクールのサイトに、昔の自分の音源があり、驚きました。

私は長いこと活動していなかったのに、こんな風に残してくださっていることに感謝でした。

今聴くと、表現が未熟で恥ずかしいのですが。


ヴィエニヤフスキ国際コンクール

https://www.wieniawski.com/abiko_chie.html


エリザベート王妃国際コンクール

https://concoursreineelisabeth.be/en/laureates/chie-abiko/157/


エリザベート王妃国際コンクールの方は、

Audioというところの曲名をクリックすると、全曲流れます。


また、2次予選からの曲名が公表されています。

1次予選、2次予選は、確か事前にもっと多く曲を用意しておいて、数日前だかに、これを弾きなさいと5曲くらい指定されて、当日演奏する、という形だったと思います。


ここに公表されているのは、当日演奏したもので、そういえば実際はもっと準備していたかな…と後から思い出して。

(追記:この記憶は間違っていました。実際は、2次予選(セミ・ファイナル)はここに公表されている中から、指定された5曲(確か…)を弾いたことを思い出しました)


もう何十年も前のことで、忘れてしまいましたが…


そして、エリザベート国際コンクールの本選では、何となく勢いがないというのも、この音源で感じていただけると思います。

現地の新聞の批評でも、私の演奏に対しては、あまり好意的ではなかったのを覚えていますが、仕方がないかなと思いました。


今では、このような大きなコンクールに出ていたことさえ、「嘘だったんじゃない?」と思うほど、夢の彼方のように感じます。

当時は何も考えず、突っ走ってしまいました。いろいろな意味で未熟だったから、その後行き詰まってしまったのだと思っています。


その後ずっと苦しみ、色々ありましたが、夫や家族、周りの方々のお陰で、今は元気を取り戻し、背伸びもしない等身大の自分に戻ることができて、感謝しかありません。


2017年から指導を始めたのは、今も未熟だけれど、これからの人生では、今までできなかった分、この感謝を返さなければ、強くならなければと思ったからです。


気持ちの浮き沈みの激しい性格なので、これからも色々失敗したり、心配しすぎたり、あれこれやってしまうかもしれませんが、七転び八起きで、起き上がりこぼしのようにまた復活したいと思います(笑)

笑って呆れていただけたら、そして時には忖度なく突っ込んだり叱ったりしていただければ幸いですm(__)m

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